編1

宗教とは生活そのものです

 ☆ 念願の仕方は省略してありますので、「試してみよう」のページを参照して、実践してくださるようお願いいたします。
 その29 家族の不満
 たまには家族旅行もいいものですが、値段が安くて、料理がおいしくて、良い温泉で、部屋がきれいというところはめったにお目にかかれません。何か一つは目をつぶる必要がありそうです。
 先年、温泉に行った時、部屋が古くて少し暗かったので不満が集中しました。この時、次のように総法号を心の中で唱えたら不満を言わなくなりました。
 南無(三唱)、ご宝號(三唱)、帰依文(三唱)、ご宝號(三唱)を唱えてから総法号をお唱えします。
 南無(三唱)、
南無先祖養道(三唱)、
 帰依文
我れ今大乗方等経典甚深の妙義に依て、
 佛に南無し。
 法に南無し。
 大士に南無したてまつる。(三唱)
南無先祖養道(三唱)。
 倉田 ○○当○才の不満魔に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。ご宝號を沢山誦唱)
「試してみよう」のページを参考にして下さい。また、「総法号による念願の仕方」も参考にしてください。


 その30
 外道の信受、子供の悪思想
 外道というのは、仏教以外の教えをいいますが、小乗も外道です。たとえて言えば、外道というのはその教えに甘い香りがするので、仏教の基礎的知識がないと、つい引き込まれてしまいます。ですから、子孫に基礎的な事はきちんと教えておく必要があります。もし間違って、悪思想や外道に染まってしまった場合の総法号は次のようになりますが、引き離すのは容易ではありません。
 総法号の読み上げ方は、上記を参考にして下さい。また、「試してみよう」のページや「総法号による念願の仕方」も参考にしてください。
 ○○○○当○才の悪思想並びに外道の信受に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。(ご宝號を沢山誦唱)


 その31
 親子の断絶
 子供が小さいうちは将来を期待して育てる訳ですが、いつのまにか、親の考えと違った方向へいってしまい、なぜそうなったのか理解できないことがあります。
 親の責任なのか、子供の責任なのかどちらにしても、こじれてしまった親子関係を修復する必要があります。まして先祖養道は家庭が和合する信仰ですから、まず自分の家庭で信仰の正しさを証明しなければなりません。
 それには読経することから始めます。不仲の原因が子供の方にあったとしても、自分の心にできたわだかまり、かたくなな気持ち、ひっかかりをなくすことです。そして、相手を許せる気持ちがでてきたら、和解へ一歩進めます。自分の気持ちを変えることが重要です。
 このように、自分の心の持ち方を整えるのに読経は必要です。もちろん摂折に越した事はありません。総法号は次のように読み上げます。
 御宝前で念願する場合は、南無(三唱)、ご宝號(三唱)、 帰依文(三唱)、懴悔勧請文をあげ、それから懴悔回向唱に入り、二行目の『志す所の精霊』の次に、総法号を読み上げて、続けて、(並びに) 『十方法界…』と読経します。時間があれば、提婆品も読誦します。そして誓願文の後、ご宝號をたくさんお唱えします。
 総法号の読み上げ方は、「試してみよう」のページや「総法号による念願の仕方」を参考にしてください。
 倉田修一当○才と倉田○○当○才との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。ご宝號を沢山誦唱)


 その32
 子供に対する憎しみ
 子供が何の問題もなく、素直に育ってくれればありがたいですが、そういう子ばかりではありません。親の思うようにいかない場合の方が多く、親の責任かも知れませんが、考え方が転倒してしまった子に対して憎たらしく思うことがあります。そんな時、ひっぱだいてやりたい衝動にかられますが、良い結果にはならないと思えてふみとどまり、総法号を唱えます。
 過去世はどんな因縁だったのだろう。もしかして、自分の方がこの子に迷惑をかけてきたのではないか、総法号を唱え、しばらく御宝號を心の中で唱えていると怒りが治まってくるのです。結局、自分自身の因縁ではないか、これも自分の修行ではないか、と思えてきます。そして、その子の美点を思い出せば、暖かい気持ちになれます。
 「孝行の子、孝たりとも、不孝の子必ずしも不孝ならず
 総法号は次のようになります。

 南無(三唱)、南無先祖養道(三唱)、
 帰依文(三唱)、南無先祖養道(三唱)を唱えてから、総法号を読み上げます。
 倉田修一当○才と倉田○○当○才との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、並びに倉田修一当○才の怒り魔に関交する悪業障因縁一切の諸精霊
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。
(ご宝號を沢山誦唱します。)
(あなたと相手のお名前と年令で言い換えて下さい。)
合掌


 その33
 姑と不和
 同信の人が結婚する時は、お互いの先祖のご法名を交換して、両家の過去帳に書写するので、結婚生活が始まって、親と同居しても、しなくても、姑との不和ということはあまりありませんが、ちょっとした行き違いという事はあります。
 そういう時は、次のように総法号を唱えて念願します。普段の心がけとして、婚家の親は元の自分の親と思って、他人と思わないようにすることです。姑の意見をそのまま自分の考えとするのも一つの修行です。自分の意見を主張する必要はないのです。姑に従っているうちに、あなたの意見がそのまま姑の考えに一致する時が来ますから。総法号は次のようになります。
 南無(三唱)、南無先祖養道(三唱)、
 帰依文(三唱)、南無先祖養道(三唱)を唱えてから、総法号を読み上げます。
 倉田 ○○当○才と倉田 ○○当○才との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。(ご宝號を誦唱)(あなたと姑のお名前と年令で言い換えて下さい。)合掌
 総法号の読み上げ方は、「試してみよう」のページや「総法号による念願の仕方」を参考にしてください。


 その34
 子供を可愛く思えない
 親が子を傷付け、子が親を傷付ける。そういう事件が目立ちます。言うまでもなく親子の間の因縁は深いわけで、善縁に越したことはありませんが、悪縁に思えても、それはそれで理由があり、修行の種になるわけですから、けして悪い事ではありません。「カルマは善悪を超越している」(サイババの言葉)ということです。
 子供を可愛く思えない時は、
 南無(三唱)、南無先祖養道(三唱)、
 帰依文(三唱)、南無先祖養道(三唱)を唱えてから、総法号を唱えます。
 倉田 修一当〇才と倉田○○との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、と読み上げ、『大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何とぞ速やかにご成仏御なさしめ給え』に続けて、ご宝號を三百返以上お唱えします。


 その35
 母親と胎児との間
 成人病や交通事故で亡くなる人も多いですが、出産で、子供の命と引きかえに母親が亡くなる場合もありますから、ゆめゆめ油断しないようにしましょう。
 母親と生まれてくる胎児との間に関交する…の念願は大切ですので、他の念願と組み合わせて唱えます。
 出先や車の中などで念願する場合は、
 南無(三唱)、南無先祖養道(三唱)、
 我れ今大乗方等経典甚深の妙義に依て、佛に南無し。法に南無し。大士に南無したてまつる。(三返)、南無先祖養道(三唱)
 ○○ ○○当○才と○月○日出産予定の胎児との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何とぞ速やかにご成仏御なさしめ給え、に続けてご宝號を三百返以上お唱えします。
 次に御宝前でお経をあげられる場合は、前記と同様にして、懴悔回向唱の二行目の 『志す所の精霊』の次に、本人の名前と年令で総法号を読み上げ、続けて読経します。
 総法号の読み上げ方は、「試してみよう」のページや「総法号による念願の仕方」を参考にしてください。


 その36
 たくさんの念願
 私は毎日読経の時、家族に関する沢山の念願を読み上げます。そのうち長男と長女に関しては、総法号と悪業障因縁一切の諸精霊に対するご法名を五十体ずつ、時間のある時に書写してきました。摂折が伴っていないので、果たして効果があるのかどうか不安でしたが、最近少し変化がありました。
 長男は先日、節分の時に自分から豆まきをすると言い出して積極的になりました。長女は冗談を少し言うようになりました。なんか少し報われたような気がして、ちょっぴりうれしかったのです。継続すれば効果があります。


 その37
 幼児虐待
 最近、乳幼児のかわいそうなニュースをよく耳にします。聞くたびにご宝號を唱えています。色んな事情があるのでしょうけれど、自分の心を点検すると、人の事は言えない気がします。自分や自分の身内にそういう傾向が現れたら、早めに念願しましょう。自分の心の状態と幼児の名前を入れます。
 ご宝號(三唱)、帰依文(三唱)、再びご宝號を三唱して、
 倉田修一当○才の怒り魔並びに倉田修一当○才と○○○○当○才との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒ご成仏御なさしめ給え。
に続けてご宝號を三百返以上お唱えします。


 その38
 嫁にいびられる
 普通はどのお嫁さんも、夫の父母とは仲良くしたいわけです。それが嫁さんの方がいびるということは、そういう原因を自分が作り出しているということです。自分の欠点を教えてくれているのです。その反省が大事です。そして感謝を持ち、暖かい思いを持ち続けていけば、必ず改善されます。間違っても恨んだりしてはいけません。総法号は次のようにお唱えします。
 南無(三唱)、ご宝號(三唱)、帰依文(三唱)、ご宝號(三唱)
 倉田 修一当○才と嫁(名前と年令)との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒ご成仏御なさしめ給え。
に続けてご宝號を三百返以上お唱えします。できれば、大乗方等経典や提婆達多品を読誦します。
 総法号の読み上げ方は、「試してみよう」のページや「総法号による念願の仕方」を参考にしてください。


 その39
 嫁に嫌われる
 結婚したばかりの息子の嫁に嫌われたらどうしましょう。まず結婚した時に、嫁の実家が入信していなくても、ご先祖のご法名を迎える必要があります。亡くなっている人の名前だけでもわかればいいので、何かの方法で調べましょう。
 その上で次のように念願します。
 南無(三唱)、ご宝號(三唱)、帰依文(三唱)、ご宝號(三唱)
 倉田○○当○才と嫁(の名前)当○才との間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え
と唱え、ご宝號をたくさん誦唱します。できれば読経もします。


 その40
 地震対応
 各地で地震が発生しています。ウチの娘は「地震の時どうしたらいいの」というので、「南無先祖養道を一所懸命唱えなさい」と答えました。総法号は次の通りです。
 ☆ 御宝前で念願できる場合は、大乗方等経典(要結)の最初から懴悔回向唱まで読み、二行目の「志す所の精霊」の次に総法号を読み上げ、(並びに)十方法界一切諸佛之諸精霊…と読経を続け、行法経、無量義経をあげ、時間があれば、提婆達多品第十二も読誦します。そして誓願文のあと、ご宝號を沢山お唱えします。
 南無、南無、南無、
 南無先祖養道(三唱)、
 我れ今大乗方等経典甚深の妙義に依て、
 佛に南無し。法に南無し。大士に南無したてまつる。(三返)
 南無先祖養道(三唱)
 倉田修一当○才の地震に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え。
(つづけてご宝號を沢山誦唱します。)

 ☆ 出先や車の中などで念願する場合は、
 南無(三唱)、南無先祖養道(三唱)、帰依文(三唱)、
 南無先祖養道(三唱)を唱えてから、総法号を読み上げます。
 (ご宝號を三百返以上唱えます。あなたのお名前と年令で言い換えて下さい。)


 その41
 防音工事、増改築
 現在、私の家は防音工事をしています。近くに米軍基地があり、その飛行機の騒音を軽減するための工事を、国の費用でしてくれるのです。おかげで家の不具合も直り、全く有り難いものです。総法号は次の通りです。  南無(三唱)、南無先祖@養道(三唱)、我れ今大乗方等経典甚深の妙義に依て、佛に南無し、法に南無し、大士に南無したてまつる(三返)。ご宝號(三唱)
 ☆ 御宝前で念願できる場合は、大乗方等経典(要結)の最初から懴悔回向唱まで読み、二行目の「志す所の精霊」の次に総法号を読み上げ、(並びに)十方法界一切諸佛之諸精霊…と読経を続け、行法経、無量義経をあげ、時間があれば、提婆達多品第十二も読誦します。そして誓願文のあと、ご宝號を沢山お唱えします。
 南無、南無、南無、
 南無先祖養道(三唱)、
 我れ今大乗方等経典甚深の妙義に依て、
 佛に南無し。法に南無し。大士に南無したてまつる。(三返)
 南無先祖養道(三唱)
 倉田修一家の防音工事一切に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、並びに倉田修一当○才と防音工事担当の職人さんとの間に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、
 大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給え、
と唱えます。
 読経の際は、大乗方等経典(要結)の最初から懴悔回向唱まで読み、二行目の「志す所の精霊」の次に総法号を読み上げ、(並びに)十方法界一切諸佛之諸精霊…と読経を続け、行法経、無量義経をあげ、時間があれば、提婆達多品第十二もあげます。(つづけてご宝號を沢山誦唱します。)


 その42
 台風祈願
 最近の台風は昔に比べて、非常に強く大きいので、各地に甚大な被害をもたらします。今回の台風十五号は関東地方にも影響を与えました。
 私の所では、夕方家族で読経している時に、雨風ともに激しく、怖くさえなりました。そこで、次のように総法号を唱えたら、少し穏やかになりました。
 倉田修一当○才の台風15号に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給えと唱え、ご宝號を沢山誦唱します。
 以前にも書きましたが、台風は個人個人の悪想念の集積なので、自分の出した悪想念は自分で掃除をするという事で、台風の念願は思い上がりではなく、自分で責任を取るという事です。自分自身の懴悔です。
 (総法号の読み上げ方は、「試してみよう」のページを参考にして下さい。また、「総法号による念願の仕方」も参考にしてください。)
回向唱

 その43
 逆子をなおす
 安産祈願については、以前にも行いましたが、今回は逆子になった場合の対処法です。普段にお経をあげていれば、そんなに心配はいりません。読経は一番の胎教です。妊婦にとっても胎児にとっても一番良いのです。朝晩次のように総法号を読み上げて、読経しましょう。
 大乗方等経典(要結)の最初から懴悔回向唱まで読み、右図のように、二行目の「志す所の精霊」の次に、
 ○○○子当○才の妊娠中の胎児の正常な発育並びに正常分娩に関交する悪業障因縁一切の諸精霊、大慈大悲真実義浄妙コ発起菩提心、何卒速やかにご成仏御なさしめ給えと総法号を唱え、(並びに)十方法界一切諸佛之諸精霊…と読経を続け、行法経、無量義経をあげ、時間があれば提婆達多品第十二もあげます。そして誓願文の後、ご宝號を沢山お唱えします。
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